AOSデータ社、バックオフィスのDX化 「バックオフィスデータプラットフォームAOS IDX」をBOTech関連事業にInside実装サービスを開始
~オフィス業務にデータを用いるData to AI®仕事術~

By 2023年6月1日 お知らせ

AOSデータ社、バックオフィスのDX化
「バックオフィスデータプラットフォーム AOS IDX」をBOTech関連事業にInside実装サービスを開始
~オフィス業務にデータを用いるData to AI®仕事術~

クラウドデータ、システムデータ、リーガルデータ、AIデータなどのデータアセットマネジメント事業を展開するAOSデータ株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長 春山 洋 以下 AOS データ社)は、バックオフィスのDX化を支援し、データを保存し、安全に共有できる「バックオフィスデータプラットフォーム AOS IDX」(https://AOSIDX.jp/)のInside実装サービスを、2023年6月1日より販売開始することをお知らせします。

BOTechでデータを統合管理する「バックオフィスデータプラットフォーム AOS IDX」

■高まるバックオフィステックのニーズ

BOTechとは、Back Office(バックオフィス)とTechnology(技術)を掛け合わせた造語です。経理・財務・人事・総務・労務などの企業管理を行うバックオフィス業務においての効率化を指します。HRTechやAccountingTech、LegalTech、DataTechなどがこの部類に入り、主に企業のバックオフィス全般のIT化を表す際にBOTechが用いられます。BOTechの需要が高まっている理由はいくつかあります。以下に主要な要因をいくつか挙げてみます。。

BOTechの目的

  • 効率化とコスト削減:
    BOTechを導入することで、事務作業を自動化したり、データの処理速度を向上させたりすることができます。これにより、企業はより効率的に作業を行い、人的資源をより価値ある業務に集中させることができます。
  • データ分析と意思決定:
    BOTechにより、大量のデータを集め、分析することが可能になります。これにより、企業はより適切な意思決定を行うことができます。
  • リモートワークの増加:
    新型コロナウイルスのパンデミック以降、リモートワークの需要が高まりました。BOTechは、リモートでの作業を可能にし、労働力の利便性と生産性を向上させます。
  • スケーラビリティ:
    ビジネスの成長や変化に適応するためには、スケーラブルで柔軟なバックエンドシステムが必要です。BOTechはこれを可能にします。
  • コンプライアンスとセキュリティ:
    規制や法律に対する必要性、そしてデータ保護とプライバシーの重要性はますます高まっています。BOTechは、これらの要件を満たし、ビジネスを安全に保つ手段を提供します。

これらの理由から、BOTechへの投資と需要は増加傾向にあります。

■バックオフィスでのデータ管理の課題

バックオフィスでのデータ管理には、いくつかの課題があります。以下にその主要なものをいくつか挙げてみます。

バックオフィスでのデータ管理の課題

  • データセキュリティ:
    データの保管や共有は、データの安全性とプライバシーを確保することが必要です。不適切なデータ管理は、データ漏洩やハッキングのリスクを増大させます。これは企業の評判にダメージを与え、法的な問題を引き起こす可能性があります。
  • データのアクセス管理:
    誰がどのデータにアクセスできるかを管理することは重要な課題です。適切なアクセス管理がない場合、機密情報が不適切に共有される可能性があります。
  • データの互換性と統合:
    異なるソフトウェアやシステム間でデータを共有する際には、データのフォーマットや互換性が問題になることがあります。これはデータを統合し、意味のある情報を取り出すのを難しくする可能性があります。
  • データのバージョン管理:
    データが頻繁に更新される場合、最新のバージョンをどのように管理するかが課題となります。特に、多数の人々が同時にデータにアクセスし、それを編集する場合、この問題は一層複雑になります。
  • 法規制の遵守:
    特に個人データを扱う場合、個人情報保護法、海外では、GDPR(General Data Protection Regulation)などのデータ保護法規制を遵守する必要があります。これはデータの保存、共有、利用に関する企業のポリシーに大きな影響を与えます。

これらの課題を解決するためには、適切なデータ管理と、安全で効率的なデータ共有のためのプラットフォームが必要となります。

■バックオフィスの分野において「バックオフィスデータプラットフォーム AOS IDX」が果たす役割

クラウドベースのバックオフィスデータ保存と共有の「バックオフィスデータプラットフォーム AOS IDX」は、伝統的なオンプレミスのソリューションに比べて、以下のような利点と役割を果たします。

バックオフィスにおけるデータプラットフォームの役割

  • アクセシビリティ:
    クラウドベースの「バックオフィスデータプラットフォーム AOS IDX」は、時間や場所に関係なくデータにアクセスできるため、リモートワークやフレキシブルな作業スケジュールに対応できます。これにより、組織の効率性と生産性が向上します。
  • スケーラビリティ:
    ビジネスの成長や変化に対応するため、データストレージの容量を簡単に増減させることができます。これにより、余分なコストを抑えながら、必要なときに必要なだけのリソースを利用することができます。
  • セキュリティとバックアップ:
    クラウドベースの「バックオフィスデータプラットフォーム AOS IDX」は、データのセキュリティとバックアップを提供します。これにより、データ侵害や損失からデータを保護し、ディザスタリカバリを支援します。
  •  コスト節約:
    ハードウェアの購入やメンテナンス、ソフトウェアのアップグレードに必要な初期投資と継続的なコストが大幅に削減されます。
  • 実装の速度:
    クラウドベースの「バックオフィスデータプラットフォーム AOS IDX」は即日導入が可能で、組織のビジネスニーズにすぐに対応できます。
  • チームのコラボレーション:
    チームメンバーがチームドライブにアクセスし、データを共有できます。これにより、効率的なコラボレーションと情報共有が可能になります。

以上のような役割と利点により、クラウドベースのバックオフィスデータ保存と共有の「バックオフィスデータプラットフォーム AOS IDX」は、組織の運営を支援し、生産性と効率を向上させます。

バックオフィスデータデータプラットフォーム AOS IDX

■BOTechにおけるデータプラットフォームでのデータ活用の目的

バックオフィス業務におけるデータ活用は、企業の運営にとって極めて重要です。データを活用する主な目的は以下のとおりです。

BOTechにおけるデータプラットフォームのデータ活用の目的

  • 業務効率化:
    適切なデータ分析を通じて、業務のボトルネックや改善点を特定することが可能になります。これにより、プロセスの改善や自動化を行うことで業務の効率を高めることができます。
  • 意思決定の支援:
    バックオフィスのデータは、経営者やマネージャーが賢明な意思決定をするための重要な情報源です。財務データ、人事データ、業績データなどを分析することで、企業の現状や将来のトレンドを理解し、戦略を策定するのに役立ちます。
  • リスク管理:
    データを活用することで、業務上のリスクを早期に特定し、対策を講じることが可能になります。例えば、金融不正の検出や法規制違反の予防などです。
  • 顧客満足度の向上:
    バックオフィス業務におけるデータ分析は、製品やサービスの品質改善、顧客対応の改善、顧客のニーズに応じた新たな提案などを通じて、顧客満足度を向上させることにも寄与します。
  • コスト削減:
    データ分析を用いることで、運営コストの削減点を発見することができます。これには、不必要な業務の削減、リソースの最適化、効率的な予算計画などが含まれます。
  • ビジネスインテリジェンス:
    データを活用することで、市場の動向、顧客行動、競合分析など、ビジネス全体を理解するのに役立つ洞察を得ることができます。これらの情報は、ビジネス戦略の策定や製品開発に直接貢献します。

したがって、バックオフィス業務におけるデータ活用は、企業の業績向上と持続可能性に大いに寄与します。

■BOTechにおけるデータの活用例

バックオフィス業務におけるデータ活用例は多岐にわたります。以下にいくつか具体的な例を挙げてみます。

  • 人事管理:
    データ分析を用いて、従業員の業績、勤怠、能力開発などを把握し、評価します。これにより、人事戦略を練り、人材の育成や配置、採用の決定を下すことができます。
  • 財務分析:
    財務データを分析することで、売上、利益、費用などの経済指標を評価し、企業の健全性と成長の見通しを把握します。これは予算策定、コスト削減戦略、投資決定などに役立ちます。
  • 在庫管理:
    データを活用して在庫を効率的に管理し、需要予測を行うことが可能になります。これにより、在庫過剰や欠品を防ぐとともに、適切なタイミングでの発注を支援します。
  • 業務自動化:
    適切なデータを使用して、バックオフィスの業務プロセスを自動化することができます。例えば、RPA (Robotic Process Automation) は、繰り返しの高い業務(請求書の処理やデータ入力など)を自動化し、効率を向上させ、ヒューマンエラーを減らすのに役立ちます。
  • 顧客対応改善:
    顧客対応のためのバックオフィス業務(例えば、問い合わせ対応やクレーム処理)でもデータが活用されます。データ分析を用いて顧客の傾向を把握し、それに基づいて対応を改善したり、よりパーソナライズされたサービスを提供したりすることが可能になります。

バックオフィス業務におけるデータの活用は、企業がより効率的で効果的な運営を行うための重要な手段です。

BOTechにおけるデータの活用例

■「バックオフィスデータプラットフォームAOS IDX」の特長

「バックオフィスデータプラットフォーム AOS IDX」は、厳格かつ柔軟なアクセス権限管理機能や、ドキュメントへの検索用メタデータ付与によるデータ検索性の強化、AIデータ活用に向けたマルチモーダルAIへの対応、ファイルビューアー機能、暗号化および監査機能、バックアップ機能、および大容量長期保管向けアーカイブシステム機能を備えています。「バックオフィスデータプラットフォーム AOS IDX」はアセスメント環境で求められるすべてのバックオフィスデータ業界を支援するために設計されたクラウドストレージのSaaSです。

(1)バックオフィスデータをバックアップし、どこからでもアクセスできるようにする
(2)内部や外部と安全な共有をし、チームコラボレーションを効果的に行う
(3)すべてのドキュメントのバージョンと変更を追跡する
(4)VDRドリブンセキュリティにより、セキュリティとコンプライアンスを最大化して、バックオフィスのデータを安全に保つ
(5) AI活用を見据えた検索用メタタグ機能
(6)大規模なコスト削減を可能にする大容量データ管理機能
(7)独自カスタムブランドでの展開、ロゴ設定可能
(8)マルチモーダルAIへの対応

AIライフサイクルにおけるAI学習データ作成と管理が可能

  1. AI向け自社マイデータの集積
  2. 重要データの安全は共有 脱PPAP
  3. 脱サイロ化
  4. バックオフィスデータのバージョン管理と一元管理
  5. マルチモーダルAIへの対応
■バックオフィスでのAIの活用

バックオフィス業務におけるAI(人工知能)の活用は多岐にわたり、効率化や自動化を促進することで、企業の生産性向上に大いに貢献します。以下に、AIがバックオフィスでどのように活用されるかいくつかの例を挙げてみます。

バックオフィスでAIの活用

  • RPA(Robotic Process Automation):
    これは、定型的なタスクを自動化するための技術です。データ入力、請求書処理、レポート作成など、反復的でルールベースのタスクを自動化することで、生産性を向上させ、ヒューマンエラーを減らします。
  • 自然言語処理(NLP):
    これはAIが人間の言語を理解し、解釈する能力です。顧客の問い合わせメールの自動分類や、契約書やその他のドキュメントの自動分析などに使われます。
  • チャットボット:
    AIを搭載したチャットボットは、顧客からの問い合わせに24時間対応することができ、一般的な質問の解答や、簡単なトラブルシューティングなどを行うことができます。
  • 予測分析:
    AIは、在庫管理、需要予測、財務予測などにおいて予測分析を行うのにも役立ちます。これにより、より効率的な計画作成や、事業の成長戦略策定を支援します。
  • 不正検出:
    AIは、異常なパターンを検出することで、不正行為やフィッシング詐欺などを早期に発見し、企業のセキュリティを強化するのに役立ちます。
  • 人事と採用:
    AIは、履歴書のスクリーニング、最適な候補者の選定、面接スケジューリング、従業員のパフォーマンス分析など、人事と採用のプロセスを効率化します。

これらの例からわかるように、AIの活用は、バックオフィス業務を効率的にし、コストを削減し、企業の生産性を向上させるための重要な手段となり得ます。

■「バックオフィスデータプラットフォーム AOS IDX」とData to AI仕事術

企業価値の向上にバックオフィスデータを活用するためには、AIに活用できるバックオフィスデータプラットフォームの構築が必要となります。AIデータの源となる、各分野に分散されている大量かつ多岐にわたるデータドリブンのためにバックオフィスデータを効率的かつ安全に収集、保存、管理することが求められ、これらのAI学習データを適切に保存管理することができる AIデータマネジメントが重要です。AIの成功は、AIアルゴリズムのトレーニングに使用するトレーニングデータの品質と、AIライフサイクルによるメンテナンスが重要な鍵となります。

「バックオフィスデータプラットフォーム AOS IDX」を活用することで、膨大な量のバックオフィスデータを分析することができます。例えば、会計データ、財務データ、負債データ、人事データ、労務データ、総務データ、業務マニュアルなどを分析することで、業務効率を改善したり、意思決定の支援、リスク管理、顧客満足度の向上、コスト削減、コンプライアンスの強化、ビジネスインテリジェントの支援などを行うことができます。
AIの精度を高めるためには、データの品質を向上させることも重要です。バックオフィスデータの管理は、データの品質を確保するためにも重要です。データの収集、整理、保存、共有、分析などの過程で、データの品質を確保することが必要です。
「バックオフィスデータプラットフォーム AOS IDX」では、こうしたAIライフサイクルの仕組みとマルチモーダルAIへの適用に基づき、AIデータにおけるAIシステムのためのAIデータ管理を行い、企業における優秀なデータがあって初めて優秀なAIシステムを実現できるというData to AIのコンセプトの元、「バックオフィスデータプラットフォーム AOS IDX」によって、バックオフィスのデータプラットフォームを構築し、業務効率改善を支援します。

■「バックオフィスデータプラットフォーム AOS IDX」を支える各賞受賞実績の技術

「バックオフィスデータプラットフォーム AOS IDX」は、経済産業大臣賞に輝くAOSグループのリーガルテックの技術、ITreview Grid Awardの3部門で14期連続受賞、2020年11月ITreview Customer Voice Leaders受賞の「AOSBOX」のクラウドバックアップ技術、BCN AWARD システムメンテナンスソフト部門最優秀賞を14年連続受賞したデータ管理技術、経済産業大臣賞を受賞したグループ企業のリーガルテック社のVDR技術を融合し、安全なデータのやりとりと共有および保管システムを基盤とするインテリジェントなDXソリューションとして開発されました。

■「バックオフィスデータプラットフォーム AOS IDX」サービス概要(https://AOSIDX.jp/
  • サービス名:バックオフィスデータプラットフォーム AOS IDX(エーオーエスアイディーエックス)
  • 提供開始:2023年6月1日
  • 価格:月額16,500円(税込)~

【AOSデータ株式会社について】

名 称:AOSデータ株式会社
代表者:春山 洋
設 立:2015年4月
所在地:東京都港区虎ノ門5-1-5 メトロシティ神谷町ビル4F
資本金:1億円(資本準備金15億2500万円)
URL: https://www.aosdata.co.jp/

AOSデータ社は、データ管理技術で知的財産を守る活動を続けており、企業6,500社以上、国内会員90万人を超えるお客様のデータをクラウドにお預かりするクラウドデータ事業、20年に渡り100万人以上のお客様の無くしてしまったデータを復旧してきたデータ復旧事業、1,300万人以上のお客様のデータ移行を支援してきたシステムデータ事業で数多くの実績を上げてきました。データ移行、データバックアップ、データ復旧、データ消去など、データのライフサイクルに合わせたデータアセットマネジメント事業を展開し、BCNアワードのシステムメンテナンスソフト部門では、14年連続販売本数1位を獲得しています。また、捜査機関、弁護士事務所、大手企業に対して、証拠データの復元調査や証拠開示で数多くの事件の解決をサポートした技術が評価され、経済産業大臣賞を受けたグループ企業のリーガルテック社のリーガルデータ事業を統合し、今後一層、データコンプライアンス、AI・DXデータを含めた「データアセット マネジメント」ソリューションを通して、お客様のデータ資産を総合的に守り、活用できるようにご支援することで、社会に貢献いたします。